こんにちは、まるおママです。
赤ちゃんまるおは、とにかく寝ず、とにかく泣き、永遠に抱っこしていなければいけない新米ママキラーでした。
発達障害(ADHD)だと診断された後に知ったのですが、どうやら発達障害と睡眠障害は合併していることが多い?とのこと。
「だからあんなに夜泣きがひどかったのか??」と、私が手を焼いたまるおの夜泣きの体験談をご紹介します。
夜泣きはつらいよ
2009年夏。まるお出産。
まるおはお腹にいる時から胎動が激しかったんですが、出産当日はいつものそれとは違い、AM5:00、お腹を一発ドーーーン!!!と蹴られた衝撃で私は飛び起き、まもなく10分間隔の陣痛が始まりました。
AM7:00に病院へ。
家を出る前にシャワーを浴びる余裕がなかった上に、夏の暑さと陣痛時の冷や汗で湿る体。
「頭…。臭いだろうな…。頭上にいる看護師さんに申し訳ないな…。」と思いながら、PM3:00に無事出産。
元気なまるおが誕生しました。
初めて経験した戦いの末、私は坐骨神経痛という勲章を引っさげ、多くの不安を抱えつつ育児をスタートさせました。
こんなに寝ないのって普通?
発達障害の子には睡眠障害を抱えている子も多いと、後々調べてわかったんですが、新生児の時点では「寝過ぎ」または「全然寝ない」などは、どの子にも起こりうることらしいです。
なのでそこだけで判断するのはまだ早いかと思いますが、まるおは昼夜問わずホントに寝ない子でした。
夕方の6時から寝かしつけをして深夜2時まで少しも寝なかったときは、高速貧乏ゆすりが止まりませんでした。
一時間寝ては二時間起きていて、また一時間寝ては三時間起きている。
とにかく寝ている時間より起きている時間の方が長かったので、まるおの体も心配でした。
寝ないだけならいいんですが、本人は眠たいのに眠れないのでこれまたひどくぐずるんです…。
抱っこも座ったままは許してもらえずスタンドアップ方式。
さらに抱っこしても永遠に泣き続ける状態の日も多く、新米ママはお手上げです。
私は毎晩睡魔との戦いで、授乳中は布団サイドに置いていたライトの電球に目を近付けひんむき、眼球にまばゆい光を浴びせるという荒技で、なんとか寝落ちを乗り越えていました。
出産時の坐骨神経痛で、体を思うように動かせないストレスと睡眠不足。
ずっと泣いているのはどこかが悪いんじゃないかという心配と不安で、私の心と体はどんどん衰弱していってしまいました。
参考
私が挑戦した夜泣き対策
夜泣き対策は、ネットや本を見たり、先輩ママからアドバイスをもらったりして色々と挑戦しました。
うちのまるおには何ひとつ効かなかったので、成功例を書くことができませんが、その中の数個を参考程度に記載します。
日中は明るさを感じさせるためにお散歩をする
ベビーカーに乗せてお散歩に行っていましたが、まるおはベビーカーがイヤなのか、まぶしいのがイヤなのか、外の音が不快なのかはわかりませんが、出発から到着まで永遠にギャン泣きしていました。
あまりにも泣くので、通り過ぎる人は皆振り返り、近所の人はカーテンを開けて外を確認するほど。
ご近所さまに迷惑かも…。誘拐犯だと勘違いされているかも…。との理由でお散歩断念。
ちなみに車でのドライブも、チャイルドシートに乗せた瞬間から帰宅までギャン泣き。
そして断念。
ヒヤ、ヒヤ、ヒヤの、ひや・きおーがん♪を飲ませる
一度はCMを見聞きされたことはないでしょうか。
あの有名な「ひや・きおーがん」もしばらく飲ませたことがあります。
しかしうちの最強夜泣き王を前に、天下のひや・きおーがんも効果が見られず…。
参考
その他の対策
- ベビーマッサージ…効果なし。
- 砂嵐音を聴かせる…効果なし。
- 心臓の音がするぬいぐるみと添い寝…まるおの泣き声の方が大きくただのぬいぐるみと化す。
- スタンドアップ抱っこで横揺れしながらの永遠のミッキーマウスマーチ…母の体力が続かず。
添い乳一本勝負
数々の夜泣き対策を実行して来たあげく、泣き止んで落ち着く方法がおっぱいをあげる他にないと気付きました。
相変わらず寝はしません。
寝はしませんが、ウトウトし始めるし、飲んでいる間は泣き止んでくれます。
夜になりまるおのグズリがひどくなると、私はサッと布団に横になり、添い乳状態をキープする日々を送りました。
なんだか楽な方法を選んでしまっているのか?との思いもありましたが、当時の私はもう限界でした。
1日中泣き声を聞くのは、いくらかわいい我が子であっても無理です!
せめて夜だけでも…。その泣き声を抑えておくれ…。
まるおの夜泣き対策は授乳口封じでなんとかやっていくことにしました。
乳に頼りすぎて飲み太り
まるおは哺乳瓶でミルクを飲んでくれなかったので完全母乳だったんですが、泣けば吸う、吸わなきゃ泣く、のような状態だったので、4ヶ月健診では体重が7キロを超えていて、健診会場に来ているお母さん達の注目の的でした。
余程気になったのでしょう。
前の席に座っていたお母さんが何度もこちらを振り返り、「よ…4ヶ月ですか?」と、声をかけて来るほど。
診察していただいた先生にも「ちょっとおっぱい飲ませすぎかなー?」と言われてしまいました(汗)
こんな対策もあったのか!
最近になって知った、まさかの夜泣き対策が気になったのでご紹介します。
断乳・卒乳すると夜泣きがなくなる?!
ビックリです。
添い乳一本勝負だった私には、青天の霹靂と言いますか何と言いますか…。
「まさか全く逆のことをしていたのか?!」と思うと動揺を隠せません。
発見した口コミ
- 離乳食をよく食べるようになった。(授乳の頻度を少なくする)
- 夜の授乳を母乳からミルクに変えた。(母乳の頻度を少なくする)
- 断乳・卒乳をした。(授乳をやめる)
上記のように授乳の頻度を少なくしたりやめてしまった結果、夜泣きがなくなったという口コミが多く見られました。
うちでは、数々の夜泣き対策の末の荒技が添い乳一本勝負だったので、そもそも断乳するなど1ミリも考えたことはなかったんですが、ぐずりやギャン泣きを耐え抜いて無理にでもそれを実践していたら、もう少し早いうちに夜泣きの悩みから解消されていたのでしょうか…。
睡眠障害だとしたら
毎日泣いて寝ない状態は、生まれてから1歳半頃までありました。
その後は寝つくのに1~2時間かかり、寝ても2時間おきに目を覚まして30分ほど寝ないなどの状態が3歳頃まで続きました。
朝まで一度も起きずに完全に寝れるようになったのは4歳~5歳頃だったと思います。
お昼寝に関しては、休日たっぷりと遊んだ帰りの車内でも、一緒に遊んだお友達は疲れて寝ているのに、まるおがそういう状況で寝ることもほとんどなく、保育園でもお昼寝をしていないことが多々ありました。
これらのことが発達障害による睡眠障害の合併なのかは、特にかかりつけの病院でも言われていないのではっきりしませんが、現在も寝つきの悪さはあるので、これからも本人が付き合っていかなければならない課題ではあります。
まるおの場合は、寝つきが悪い=入眠に問題があるので、家庭でできることがあるとすれば、日頃から精神的な安定を保てるようサポートを続けていくことかと思っています。